10/9 盛岡で行われた統一GⅠ マイルCS南部杯
1番人気のコパノリッキー(牡7、村山)は道中3番手から直線で力強く抜け出し、連覇を飾りました。
G1レース10勝目は、ホッコータルマエと並び最多勝タイ記録!
日刊スポーツによると
“マイルCS南部杯を制したコパノリッキーは来春、
北海道日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬入りする”とのこと。
ネット上では
「ビッグアーサーといい
日高地方の期待馬だね」
「日本のダートにはピッタリの種牡馬になりそう」
など、コパノリッキーの種牡馬としての活躍を期待する声がありました。
デビューから7歳まで息の長い活躍でG1・10勝目をあげたコパノリッキーですが
私が印象に残るレースはやはり2014年フェブラリーSです。
16頭立ての最低人気とまったく評価されていませんでしたが、
レースでは2番手を追走し、最後の直線で先頭に立つと追い込んできたホッコータルマエを振り切り半馬身差をつけて優勝。
鞍上の田辺裕信騎手とともにGI初勝利。
単勝最低人気の馬がGIを勝利したのはJRA史上4度目。
単勝2万7210円は、1989年エリザベス女王杯のサンドピアリスに次ぐGI史上2番目の高配当でした。
衝撃のGⅠ初制覇だったのを思い出します。
その後は、フェブラリーSを連覇や帝王賞を1勝、かしわ記念を3勝、JBCクラシックを2勝、
そして先日の南部杯で2連覇。
獲得賞金は地方・中央を合わせると8億円を超えるようです。
そんな、大活躍を見せるコパノリッキーですが、
その血が途絶える可能性があったようです。
馬主であるDr.コパこと小林 祥晃氏の2014年のコメントとは?
さすがはコパさん、処分寸前の馬がG1・10勝馬を輩出し
獲得賞金も8億越えとは本当に凄いです。
スポーツ報知によると
“次走はチャンピオンズC(12月3日、中京)を予定。
その後は東京大賞典(同29日、大井)か、川崎記念(来年1月31日、川崎)の参戦を見据える。
「(最多のG1)11勝目を挙げてから引退させてあげたい」と小林オーナー。”
コパノリッキーはまだまだ活躍できそうなので、
年内での引退は残念ですが、是非とも新記録となるGⅠ 11勝目を達成し
無事に種牡馬となって欲しいです。
そして、一度途絶えそうになったコパノリッキーの血を持つ子供たちの
今後の活躍に期待しようと思います。
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